ヒッチハイクしたぁぁぁああパート1
宣言通り、ヒッチハイクしました!
東京ー大阪間をヒッチハイクした旅の記録をここに収めたいと思います。
プロローグ
事の発端は、
「そういえば俺ヒッチハイクしたことねえ」
と思ってしまったことでした。
最近「やりたいことをやるモード」全開な僕は、
就活で東京に行くついでに帰りはヒッチハイクで帰ろうと決めました。
準備したものは
1スケッチブック
2マッキー(8色セット)
3過去にあった話題50選
この3つです。
正確には1+8+50=59個ですね。
さらに話題50選はランダムにドライバーさんに選んでもらおうと考えました。
やはり乗らしてもらうからには全力でドライバーさんを楽しませようという思いで用意したものなのですが、話がそこまで得意ではなかったので、ランダムにしてゲーム性を持たせることでハードルを下げようと考えました。
そして運のいいことに、ちょう出発の3日前にエンカレッジという学生就活支援団体の、GEEKSALONというプログラミング講座を受けており、そこで簡単なガチャアプリの作り方を教えてもらったのです。
こんなって偶然ある?って思いました。
正直、紙に1−50の数字を書いて普通のくじを作ってもよかったのですが、
教わってからアウトプットするまでが勉強だろうということで、これを利用して、お題ガチャアプリを作りました。
そうして、ボタンを押せば50個のうちのどれかのお題が出るという
クソ陳腐なアプリが完成しました。
クソ陳腐ですね。
こうした準備万全の元、
夜中23時、梅田のモータープール、
東京行きの夜行バスに意気揚々と乗り込んだのでした。
エピソード1「上京、いきなり、忘れ物」
東京につき、バス乗り場を後にして、いつも行くシャワーが借りられるネットカフェに行きました。
そこでスーツに着替えて面接会場まで行くつもりだったのですが、
まさかのカッターシャツを忘れるいうミスを犯しました。
初っ端から絶好調ですね。
もう私服で臨もうかなとも考えたのですが、
手にがっつりスーツ持っているのに私服で行ったら、
面接官に「頭の悪い子かな?」と思われてしまいそうだったので近くの紳士服売り場を探して駆け込みました。
「すいません、この店で一番安いカッターシャツください。」
人生において1、2位を争うくらいにダサいセリフでした。
そしてシャツ1620円を購入し、図々しくもそこで全身着替えさせてもらいました。
対応していただいた店長さんが本当にいい人でした。
スケッチブックを見て荷物多いですねと言われたので
「ヒッチハイクで帰るんすよー」というと、
面白がってもらえて、最後に名刺までいただきました。
よくOB訪問で名刺を100枚集めろと言いますが、
そんな手当たり次第の100枚よりも自分の人柄で手に入れたこの1枚の名刺の方がずっと価値があると思いました。
東京で最初のスーツはここで買おうと思います。
ええ話ですね。(自分で言うな)
ありがとうございました!
エピソード2「面接からの東大へgo」
面接はいつも通り受けることができました。
帰り際に面接官の方に「荷物多いねぇ」と言わて再び、
「ヒッチハイクで帰るんすよー」
と馬鹿丸出しで答えたことは少し後悔しましたが、
「用賀インターでよく見かけるよね」
ということを聞き、
ヒッチハイクの聖地が用賀だということを知り、思わぬ収穫でした。
(なに収穫してんねん。)
(せっかく社員さんと話してるのにもっと他のこと収穫しろ。)
東京での用事もおわったので早速ヒッチハイク!
と行きたいところなのですが、
あのお題ガチャアプリ、
どうせならもっと完成度を高めようという謎の向上心を発揮し、
アプリといえばあの方だろうということで、OUlifeの偉大なる先輩、はやしくんさんにアプリのテコ入れをしてもらいに、東大まで行きました。
はやしくんさん
KOANのアプリを作ったり、OUlifeのアプリを作ったりと、何十個ものプログラミング言語を趣味でマスターしてしまったというすごい人。東大の院に進まれたすごい人。はやしくんさん (@tree0_0tree) | Twitter
はやしくんさんによって、
初期画面
「だまって」
「なんかしゃべって」
「おれのはなしをきけ」
が追加され、
さらにON/OFFで下ネタを排除できるファミリーボタン機能の追加に成功しました。
いろんな人からのプログラミングの依頼があるはやしくんさんをこんなに無駄遣いしてしまって、いつかばちがあたるような気がしました。
(こんなしょうもないことに時間を割いていただき本当にありがとうございました。)
エピソード3「アップデートむっちゃ時間かかるやん」
はやしくんさんのおかげでアプリが完全版になり、
早速iPhoneに入れようとおもったのですが、
macのアップデートができていないことが問題で、アプリを入れることができませんでした。
この時、既に出発を予定していた16時を回っていました。
早速ばちが当たりました。
アップデートしようと
東大のローソンのワイファイ使っていたのですが、もう遅い遅い。
遅い、、、。
隣に座っていた東大生に
「ポケットワイファイ持ってないですか」
と聞いてみるも、やはり持っておらず。
代わりに友達になることでその場の気まずさをしのぎました。
(どこでコミュ力発揮してんねん)
(ヒッチハイクに温存せえ)
最終的にかなりの時間がかかったもののアプリを入れることはできず、
さらにはmac上ですら起動できなくなってしまいました。
(この時にはもう18時くらい)
もうこのままアプリは無しで行くかと思ったのですが、
ここで最強のエンジニアはやしくんさんが
よくある黒い画面でカタカタとコードを売ってくださり、
「これ開いて上押しながらエンターしたら使えるよ」
と一言。
すげぇ!!もうすげぇの一言ですわ。
(ってか本当長いこと付き合わしてすみませんでした。)
こうして本郷3丁目をようやく出発することができました。
やっととこさ出発。
エピソード4「西神田車すくねぇぇ、が、差し込む一筋の光」
ようやくヒッチハイクスタートなのですがもう日も落ちてあたりは真っ暗。
本郷3丁目から一番近くのインターまで30分ほど歩き、
西神田というインターからとりあえず高速に乗ろうとしたのですが、
車すっくないすくない 。
1時間ほど粘りましたが全然捕まりませんでした。
どうしようか悩んでいた時、あることを思い出しました。
「用賀インター…。」
面接官の方のあの一言を思い出したのです。
「 そうだ、用賀に行こう。」
そんな気持ちで西神田を後にしました。
「まだ一回も車に乗ってないしセーフやろ」
と自分に言い聞かせて電車に飛び乗りました。
こうしてようやく本当のスタートに立てたのでした。
パート2に続く!!